アトモスフィア

2006年03月30日 22:52

 某天プラMLで天文漫画が話題のなったので、気象漫画があるのを思い出した。

「アトモスフィア ー12ヶ月のひまわりー」野間美由紀(白泉社)全2巻

 17歳の女子高生が、10歳年上(!?)の気象予報士と知り合って、天気予報に興味を持ち、自身も気象予報士を目指すというお話です。主人公の名前が、向日葵(むかいあおい)、そう気象衛星「ひまわり」をもじっています。作中「逆転層」「積乱雲」「爆弾低気圧」「集中豪雨」「幻日」など、天気予報や気象に関連した話が、ばしばし登場します。1996年に出た作品。うーん、10年前か。

 作者の野間美由紀は、「パズルゲームハイスクール」などミステリーものを多く手がけている方です。トリックや動機がしっかりしているので、わたしは、昔から好きです。「パズルゲームハイスクール」では、「ストロマトライト」が登場する話があったりして、昔、高校の非常勤講師で地学を教えていたとき、ネタにしたことがあります。

「ヘリオスフィア ー11年周期のたいようー」
 女子大生が、ひとまわり年上(!?)の天文台職員と知り合って、天文学に興味を持ち、自身も天文台を目指すというお話。ちょっと、パロってみました。でもしゃれにならんかも(をひをひ)。
 

神田古本屋・明倫堂書店

2006年03月25日 22:30

 裏の仕事に出かける途中、神田の明倫堂書店に入り込む。目的は、「進化思想の歴史」の下巻だが、残念ながら見つからず。もっとじっくり探したいところではあるが、時間もおしてるのでさっさと出ることにする。しれでも、講談社ブルーバックスがたたき売られていたので、つい買ってしまいました。以下の2冊です。 

「電波でみた宇宙」森本雅樹(講談社ブルーバックス)
「太陽の誕生と死」桜井邦朋(講談社ブルーバックス)

 1冊100円でした。上が1979年に出た本。下は1985年。森本おじさんのお顔がめちゃくちゃ若いです。また、そのうちじっくり来ねば。

お持ち帰り

2006年03月16日 23:31

実家に帰ったついでに以下の本を持って帰る。

「宇宙電波天文学」(海部宣男他)
「太陽のドラマ」(甲斐敬造)
「望遠鏡をつくった人々」(森本雅樹)
「電波で見る銀河と宇宙」(祖父江義明)

見てのとおり、電波天文に関する本ばかり。ちょっとありまして。

ほんの一冊

2006年03月11日 23:08

ジュンク堂で以下の本をゲット。

「物理学校」馬場錬成(中公新書ラクレ)
「地球の内部で何が起こっているのか」平朝彦 他(光文社新書)
  地球探査船「ちきゅう」を紹介した本らしです。
「宇宙旅行ガイド 140億光年の旅」福江純(140億光年の旅)
  義理買いという話も。とりあえず、「天文教育」の書評ネタに。
「転回期の科学を読む辞典」池内了(みすず書房)
  衝動買いの一冊。以前出た本の再構成とのことです。

ぜんぜ、「ほんの一冊」になってませんね(笑う)。

講談社ブルーバックス

2006年03月09日 22:32

STSネットワークジャパンのMLで、講談社ブルーバックスの「科学史から消された女性たち」「早すぎた発見、忘られし論文」(いずれも大江秀房著)の2冊が回収・絶版になったことを知る。前者はわたしも持っていて、すでに読了していただけに、びっくり。著作権上の問題があるのだとか。よくあるテーマだから、似たような内容があっても仕方ないと思っていたのですが。本自体は非常に面白かったです。

ほんの一冊

2006年02月02日 21:07

「地球をめぐる海」レイチェル・カーソン(ハヤカワ文庫)

 今、読んでるのがこれ。実はかなり前、たぶん10年ぐらい前に買ったのですが、いまだに読み終えていません。レイチェル・カーソン関係は非常に好きなので、片っ端から読んでみたいと思っているのですが。実は「沈黙の春」さえもまだ読破しきっていません。

読了

2006年01月29日 23:47

「科学史から消された女性たち」大江秀房(講談社ブルーバックス)

 リーゼ・マイトナーやチェン・シェン・ウーなどこの本を読んで、科学の発展に貢献してきた女性科学者を改めて知りました。非常に読み応えがありました。

ほんの一冊

2006年01月25日 23:21

「科学史から消された女性たち」大江秀房(講談社ブルーバックス)

 今、呼んでいる本がこれ。DNAの発見に貢献したロザリンド・フランクリン。アインシュタインも絶賛した数学者エミー・ネーターなどが紹介されています。パルサーの発見に貢献したジョスリン・ベルも紹介されています。ジョスリン・ベルは3年ほど前に、直接会う機会がありました。大阪市立科学館で一般向けの講演会があって、それに行ったもの。直接お話しましたが、非常に気さくでフランクな方でした。
 アインシュタインの一人目の奥さんのミレヴァ・マリッチの紹介があり、彼女の存在がアインシュタインの相対論発見にどのように寄与したかが著者なりの観点で書かれていて、おもしろかったです。

ほんの一冊

2006年01月14日 19:26

「パラレルワールド」ミチオ・カク( NHK出版)

科学書翻訳を生業としている斉藤隆央さんから、翻訳協力のお礼ということで、一冊送っていただきました。謝謝。でも、たいしたことはしていません。
 サブタイトルが「11次元の宇宙のから超空間へ」
 帯が「その時われわれは別の宇宙へ脱出できるか?SFを超えるサイエンス・ノンフィクション!M理論と最新データによる究極の宇宙論的予言」とあります。
 さっそく、訳者後書だけ読ませていただきました。実はまだ彼の翻訳書、読んでない本がいくつかあります。
 

ほんの一冊

2006年01月10日 17:01

「見えないもので宇宙を観る」小山勝二,舞原俊憲,中村卓史,柴田一成(京都大学出版会)

 という本が届く。2003年に京都大学21世紀COE「物理学の多様性と普遍性の探究拠点」の市民講座の3つの講演をまとめたもの。実は、この本には私も寄与しており、あとがきには「緑軌跡氏には、内容をチェックしつつ文章を読める形にする上で、多大な貢献をしていただいた。記して感謝したい」と書かれている。これに味をしめたのか2004年の市民講座でも同様の依頼が来て、それを年末年始に作業したを行ったというわけである。でも、実際の本はわたしが編集したものをさらに、再編集したらしく、細かい章立てがされたり、適宜図や写真が入っている。この辺は編集者の尽力だろう。
 なお、内容は、第1章「X線で見た宇宙」、第2章「赤外線でさぐる宇宙の始め」、第3章「重力波天文学」。特に第3章は、3つのノーベル物理学賞にをめぐる話になっていて、わたし自身、原稿の編集をしながら、非常に勉強になった。

ほんの一冊

2005年12月31日 16:44

「科学史から消された女性たち」大江秀房(講談社ブルーバックス)

 今月買おうと思ってチェックしていた本。地元の本屋で見つけて、がまん仕切れずに買ってしまいました。DNAの二重らせん構造の発見に関わったロザリンド・フランクリン。核分裂の解明に関わったリーゼ・マイトナー、パルサー発見のジョスリン・ベル。アインシュタインの最初の妻、ミレヴァ・マリッチなどの話が載っています。

 

読了

2005年12月18日 23:12

「東大教授の通信簿」石浦章一(平凡社新書)

 サブタイトルが「授業評価で見えてきた東京大学」。11月頭にあった、科学コミュニケーターのシンポジウムでお目にかかって、表題の本の著者と知り、思わず買ってしまいました。非常におもしろかったです。ここまで本音を書き尽くすなんて、なかなかできません。自分の大学時代の講義を思い返しながら、読んでました。
 実は、石浦氏、立教大学に非常勤講師として来られているらしく、学生曰く「今度、本持ってきたらサインあげる」と言ってそうな。でも、今月の講義は終わったような、残念。

天文年鑑&アストロガイド

2005年12月09日 16:30

 天文年鑑とアストロガイドの2006年版が届く。今年の天文年鑑の表紙は「ディープインパクト」(not 馬)でした。2006年は、3月29日の皆既日食、そして、水星太陽面通過があるんですね。
 理科年表も注文しました。こちらは仕事がら公費で注文。

読了

2005年12月03日 02:15

「いのち 生命科学に言葉はあるか」最相葉月(文春新書)

 「絶対音感」「青いバラ」などの著書で知られる対談集。哲学者、生物学者、医者、宗教学者、宇宙生物学者など計12人との対談からなります。今の時代、「クローン」「脳死」「ES細胞」「遺伝子操作」など、その是非が問われる生命科学のトピックが多数あります。どちらかというと、わたしはこの手の話題には敬遠気味であったのですが、最相葉月さんの文章が気に入っていることもあり、しっかり読むことができました。非常に興味深い内容で、卵子というのはどこから「いのち」なのだろうと思いました。
 対談者の一人である後藤正治氏。わたしはスポーツライターというイメージが強かったのですが、実は脳死の取材に熱心に取り組んでいることを知りました。

ほんの一冊

2005年11月24日 17:33

「人物で語る物理入門(上)」米沢富美子(岩波新書)

 学内の本屋で1割引で購入。著者は日本物理学会の会長を務めたことがある。物理学者。NHKの「人間大学」で物理学史をテーマにした講座にも出演してました。この本に登場するのは、アリストテレス、アルキメデス、プトレマイオス、コペルニクス、ガリレイ、ケプラー、ニュートン、ホイヘンス、マクスウェル、ボルツマン、アインシュタイン。あれ、ファラデーがない?(下)で登場するのかな?でも、(下)は20世紀に活躍した物理学者が中心なのは間違いない。
 あと、こんなにも買いました。
「東大教授の通信簿」石浦章一(平凡社新書)
 著者は東大の生物学者の方。先日、科学コミュニケーション関係のシンポジウムでお会いする機会があり、この本の著者であることを知り、ちょっと読んでみようと。

読了

2005年11月23日 22:49

「『ネイチャー』を英語で読みこなす」竹内薫(講談社ブルーバックス)

 確か2年ほど前に買った本。今ごろ読み終えました。非常に恥ずかしい話ですが、「ネイチャー」は太陽関係の記事や論文をチェックするだけで、今までまともに読んでいませんでした。そのため、ネイチャー全体がどんな構成になっていて、どんな記事が載っているのかも知りませんでした。この本を読んでそれがわかりました。さっそく、図書館でネイチャーをチェックせねば。
 とにかく、文章が軽妙で非常に読みやすかったです。なお、著者のホームページが公開されています。

「天文手帳」と青木薫と最相葉月

2005年11月16日 11:19

 池袋のジュンクドウで、来年の「天文手帳」を買う。ちなみに、天文年鑑はまだの模様。ここ数年、スケジュール管理はPalmに頼っているが、いまだに天文現象のチェックもかねて、天文手帳も併用している。天文手帳というと、昔は表紙の星座が気になったもの。最近は星座絵になっているみたいで、2006年はケンタウルス座でした。今年の天文現象は2006年3月29日の皆既日食ぐらいでしょうか。日本では見れないけど。

 このほか、ジュンクドウでは以下の2冊を買いました。
 「星たちのダンス 惑星が動きだう美の世界」ジョン・マルティノー 青木薫訳(ランダムハウス講談社)
 「あのころの未来 星新一の予言」最相葉月(新潮文庫)
 
 前者は青木薫さんの翻訳が気に入っているため。後者は、一度ハードカバーで読んでおもしろかったので。最相葉月さんの文章はこれ以来気に入っています。

ほんの一冊

2005年11月09日 11:55

「古典にみる地学の歴史」清水大吉郎(東海大学出版会)

 自然科の図書室に初めて入る。で、さっそく様子見に一冊借りる。この本、前々から欲しかったんですが、ちょっと高くて。「では、来年3月31日までに返して下さい」と言われて、びっくり。そんなに借りれるの?

ほんの一冊

2005年11月08日 23:58

「サイエンス・コミュニケーション 科学を伝える人の理論と実践」
S・スットクルマイヤー(丸善プラネット)

 著者のスーザン・ストックルマイヤーさんとマイケル・ゴアさんに署名していただきました。ストックルマイヤーさんには、今のわたしの仕事の内容について説明しました。この本まだ全然読んでいないので、しっかり読んで勉強しなければ。

ほんの一冊

2005年11月06日 23:10

「博物館を学ぶ人のためのミュージアムスタディガイド」水嶋英治(アム・プロモーション)

 調布市の図書館で見つけた博物館学関係の一冊。自分でも手元に欲しくなって、本屋を何軒か回ったのですが、見つけられなかったので、楽天ブックスで注文して手に入れたもの。学芸員試験の過去問が17年分収録されているのが特徴。学芸員資格はすでに取っていますが(しかも無試験認定、思い切り自慢)、仕事がら学生に博物館学のレクチャーをする機会もあるかもしれないので、地道に勉強しておこうと。

 向上心、向上心。

図書館

2005年11月04日 23:18

 さっそく、大学図書館に出かける。学祭中でも開館してました。利用登録が必要かと思いきや、身分証明書で即座に入館できて、さらにさっそく本も借りてしまいました。借りたのは「科学コミュニケーション」と「情報リテラシー」の本。図書館が利用できるなんてなんか幸せ。なんか社会学や教育学や地理の本もいろいろあるので楽しめそう。

ほんの一冊

2005年11月03日 22:37

「21世紀を支える科学と教育」井村裕夫(日本経済新聞社)

 先日、調布市の図書館で借りた一冊。新刊コーナーで見つけて、通勤時の暇つぶしにいいかな、と借りたもの。著者は元京大総長で、総合科学技術会議の元議員、現稲森財団の会長。元々医学者であるにもかかわらず、明治維新以降の日本の科学技術行政の推移について、詳しく記述してあり、非常に読み応えがあります。はっきり言って当たりです。前述の暇つぶしと書いたてしまったは前言撤回。科学史の研究者でなくても、科学に真剣に向き合っていたら、科学技術の歴史に精通するという良例だと思う。


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