2006年12月03日 [22:39] 科学書・天文書 

読了

「天の川の真実」奥田治之・祖父江義明・小山勝二(誠文堂新光社)

 サブタイトルが「超巨大ブラックホールが探る」。著者の3人は、各々、赤外線、電波、X線の観測のその道の専門家。各波長で観測された天の川の姿が紹介されています。一口に「天の川」といってもいろいろな姿、歴史があるんだなということがよくわかります。今年の3月の天文学会で記者発表された電波天文の成果も盛り込まれています。祖父江さんの話では、もっと書きたいこともあったみたいです。それでも、銀河中心にひそむブラックホールについて、様々な観測事実がたんねんに紹介されていると思います。巻末に天体物理学の観測のための、物理がまとめられているのもよいです。

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