2006年10月09日 [23:41] 科学書・天文書 

読了

「論文捏造」村松秀(中公新書ラクレ)

 非常に読み応えのある一冊でした。筆者はNHKの制作スタッフ。NHKの特集番組「史上空前の論文捏造」を書籍化したもの。アメリカのベル研の超伝導に関するスター学者の捏造事件を、非常に丁寧に取材してました。わたし、この番組まだ見ていないので、非常に残念。読みながら「なんでこんなことが起こるの」と思ってしまいました。特に、サイエンスとネイチャーで使われていた図が全くいっしょだったというのは驚き。とはいえ、わたしも大学院生時代、データの解釈の仕方は非常に厳しく指導されたので、思うところも。「なんで、このデータからそんなことが言えるんだ」と一喝されたのを覚えています。とにかくジャーナリストの立場から、研究者社会への警鐘を強く感じました。

Re Comments.

『』 
身近でも同様なことは起きています。
何度か忠告したのですが、きかないので
どうするかなと思っております。
ベル研の事件はデータ自体が公開されないところで起きた事件ですが、こちらは公開データ。
あとで誰でもさわれるデータで、クッキングはまずかろうに。注目されるような結果ではないので、誰もチェックしないと思ってるのかな。
2007/08/13(Mon) 10:58:10 | URL | さん #-[ Edit.]
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